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背負われて重くなった大相模不動尊

所在地埼玉県越谷市相模町六丁目(大聖寺)
年代伝承
登場行基、徳川家康、作者と伝える、寄進者
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 中

どんな伝承か

越谷市の大聖寺に祀られる大相模不動尊は、行基菩薩の作と伝えられる。もとは相模国の大相模にあった像で、ある行者がこれを背負って東国を巡っていたところ、この地に来た途端に急に重くなり、どうしても動かせなくなった。行者はやむなくここに安置したといい、大相模という呼び名も、像がもといた相模の地名にちなんだものという。本尊は秘仏の不動明王と二童子で、天正十九年十一月には家康から五十石の寄進を受けた。

原典より

もと相模の大相模にあったのを、ある行者が背負って東国に巡行する際、当所に来て俄かに重くなって動かないので、遂にここに安置したという。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成)

『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』は、韮塚一三郎が編んだ埼玉県の伝説集の中巻で、上中下三巻のうち歴史伝説を収める。地名・屋敷・家系・聖地・城や堤や橋・神仏・神体と宝物・偉業・事件と紛争の九章に分け、県内各地の伝説を『新篇武蔵風土記稿』などの文献と土地の人からの聞き取りによって集めている。一話ごとに所在地と出典または資料提供者を記し、同じ類型の話をまとめた後に柳田国男らの説を引く〈解説〉を置く。

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