夜荒らしの虎
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どんな伝承か
吉見観音の観音堂欄間に彫られた左甚五郎作という虎が、夜な夜な抜け出して山や田畑を荒らした。住僧が鋸で背から胴中まで切り割ると抜け出さなくなった。一説には後足を切ったといい、切り所の血の跡は事件のあった六月になると鮮明になるという。
原典より
安楽寺の観音は俗に吉見観音という。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説))
韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』(歴史伝説の巻)を全608話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。埼玉県下の歴史伝説(塚・城址・古戦場・武将〈新田義貞・畠山重忠・太田道灌ら〉・史跡・寺社縁起等)を、所在地(市町村・字・社寺)と出典(新編武蔵風土記稿・各市町村史等)を付して体系的に集成した中巻。
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吉見町の伝承
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