頼朝鞍掛けの松
どんな伝承か
房総へ逃れた頼朝が香取神宮への平氏追討祈願の途中、桜田の熊野神社に立ち寄り武運を祈った。その際に馬の鞍を掛けたとされる巨松が境内にあったが、明治期の暴風雨で倒壊した。
原典より
鎌倉幕府を創始した源頼朝は、当初石橋山の戦いに敗れて房総の地に逃れ、ここで千葉氏などの援助を受けて鎌倉に幕府を開き、平氏を追討して政権を確立するのであるが、これより先に香取神宮に平氏追討を祈願したという。—— 大栄町史 民俗編(大栄町) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大栄町史 民俗編(大栄町)
『大栄町史 民俗編』は、大栄町が編んだ町史の民俗編で、ここには第六章「ことばと生活」第一節「伝説」の部分が収められている。北総台地に位置する町内の各地区に伝わる、源頼朝の鞍掛けの松や城主大須賀氏・伊能氏にまつわる話、弁天様の話、狐・狸・河童・大蛇の話、作男や長者、埋蔵金の話などを収める。伝説は歴史・神仏・動物・人物に関する伝説と「トーカとムジナの話」の五項に分けられ、末項では狐とムジナに化かされた話を箇条書きで並べる。