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浮田中納言一家の流罪

所在地東京都八丈町
年代関ヶ原役後
登場浮田中納言、宇喜多秀家の一家眷属、高木休菴、流人帳の初筆となった流人(寛永十一年遠島)
出典定本柳田国男集 第1巻

どんな伝承か

八丈島の流人は、関ヶ原で敗れた将軍浮田中納言の一家眷属に始まると言い伝えられている。もっともそれは、それより前の流人について記録が残っていないというだけのことらしい。最初のうちはいずれも臨時の行政処分で、人数もごく僅かだったから、帳簿めいたものを必要としなかったのである。浮田の一類も、のちに二人の子息を残して他の十一人はことごとく死没した。正式の帳面に初めて筆が起こされたのは、寛永十一年の高木休菴父子と従者五人の遠島であった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

『定本柳田国男集 第1巻』は、柳田国男の著作を集めた著作集の一巻である。椰子の実の漂着から日本人の渡来と稲作を海の道に求める論考と、海神宮考・みろくの船・根の國の話・寶貝のこと・稻の産屋などの諸篇、大正期の南島旅行に基づく『海南小記』、昭和二十六年八月の自序をもつ『島の人生』を収める。いずれも海と島を舞台に、ニライカナイや宝貝、漂着や島の復興をめぐる民俗と歴史を論じている。

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