小正月に小刀を鳴らして来る来訪神
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
太平洋に面した奥州の一部では、小正月の晩に来る蓑笠の神様をナゴミタクリ、またはヒカタタクリと呼ぶ。恐ろしい声をして手には小刀を携え、それを筒のような器に入れてがらがらと鳴らして来る村もある。ヒカタは火にばかり当たっている者の肌にできる斑紋で、その皮を剥いでやると称して夜に来る、怠け者への神聖な脅迫であった。閉伊郡の海岸の人は、ナゴミとは化け物のことだと語り、こわい声でモーと言って来るのでモーコとも呼ぶという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
種別から探す
この地域の伝承
広告枠(AdSense)