砂浜に取り残された郡境の榜示杭
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どんな伝承か
津軽を今の五郡に分けたのがいつ頃からかは知らないが、北津軽郡の南西の境は確かに最初は十三潟の水戸口であったに違いないと柳田国男は書く。ところが水筋が変わったと見えて、今では四五町も隔たった砂浜の中に、何のよりどころもなく郡境の榜示杭が立っている。この辺は殊にいつも強い風の当たる場所で、砂除けに植えられた黒松の林もほとんど成長する暇がなかったらしい。処々に土地でアブラコ菊という薄紫の低い花が咲いていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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五所川原市の伝承
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