トップ青森県の伝承五所川原市

川倉の地蔵堂に集うイラタカ数珠

所在地青森県五所川原市金木町川倉
年代現代(伝承)
登場イタコ約30名
出典日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗
広告枠(AdSense)

どんな伝承か

死者の霊をこの世に呼び出す巫女はイタコと呼ばれ、東北地方のうちでも青森・岩手・宮城に主として住んでいる。青森県では恐山のほかに、北津軽郡金木町字川倉にある地蔵堂の祭日にも、約三十名ほどのイタコが集まる。ここに集まるイタコはそのほとんどがイラタカ数珠を持ち、弓を使う者はきわめて少ない。昔は巫女のことをササハタキと称したところを見ると、もとは手に笹を持ったものと思われる。イラタカ数珠には鷲の爪、熊や貂の上顎、白い角などがムロクジの玉とともに糸に通してあり、柳田国男はイラを刺の意と解している。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗(原田敏明・池上廣正・平山敏治郎・堀一郎ほか・日本民俗学大系・昭和(民俗学))

『日本民俗学大系 第8巻 信仰と民俗』。原田敏明・池上廣正・平山敏治郎・堀一郎らによる十論考からなる日本民間信仰の総合的研究。原田敏明「総説」は信仰と民俗、宗教の起原(スペンサーらの学説・アニミズム)、村の信仰と都会の宗教、シャマニズムを論じる。池上廣正「霊と神の種類とあらわれ方」は神の種類(名社大社の祭る神・雑神)、神のあらわれ方、霊の種類(人霊・自然霊)・霊威、農と神・田植えの儀礼を扱う。

種別から探す

イタコ地蔵堂口寄せ巫女

五所川原市の伝承

広告枠(AdSense)

同じ種別の伝承

同じ文献『日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗』の伝承