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末吉村八幡宮の大人彌五郎人形

所在地鹿児島県曽於市
年代不明(十月五日祭)
登場大人彌五郎、祭礼の人形にされる巨人(伝)
出典定本柳田国男集 第4巻

どんな伝承か

大隅囎唹郡末吉村の字中島にある八幡宮では、十月五日の祭に浜下りの式があり、大人の姿の人形を作って神輿の先払いとする。人形は長さ一丈六尺、梅染の単衣を着て大小の刀を帯び、四輪の車の上に立つ。これを大人弥五郎と呼ぶという。柳田は、明治神社誌料が同郡岩川村の中ノ内の八幡神社について地理纂考を引いてほぼ同じ内容を記していることに触れ、二つの社が別々かどうかは確かめられないとし、ただ後者の祭日は十月十五日だと注記する。また大人弥五郎を武内宿禰のことだとする説もあると述べ、津軽の佞武太流しとの類似を指摘している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)

『定本柳田国男集 第4巻』は、柳田国男の著作を集めた定本の一巻である。岩手県遠野の伝承を佐々木鏡石から聞いて書いた「遠野物語」、山に入った人や神隠しを論じた「山の人生」、河童・ひだる神・一つ目小僧・天狗などを扱い妖怪名彙を付す「妖怪談義」を収める。ほかに「山人考」「史料としての傳説」「比丘尼石の話」「山人外傳資料」「『イタカ』及び『サンカ』」「山民の生活」など、山人・漂泊民・妖怪をめぐる論考を併せる。

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彌五郎祭礼人形浜下り神輿

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