因州蘆澤山の鷹匠と山父
どんな伝承か
鷹を捕らんと山奥に一人住む西村が夜寒に火を焚くと、丈六尺余で老人のような者が来て黙って火に鼻を炙ってしゃがんだ。髪赤く顔は人にも猿にもあらず全身毛が生え、問うても答えず去った。後日また覗きに来た時「今宵は火は無いぞ」と言うとそのまま帰った。里人は山父と呼び、犯すと山が荒れるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。