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練兵場のゴマ狐に殺された法事帰り

所在地千葉県市川市北国分練兵場
年代伝承(語り手十五歳頃)
登場ゼンニム
出典市川の伝承民話 第1集

どんな伝承か

練兵場には「ゴマ」と呼ばれる狐がいた。ゴマとは年を経て黄色い毛が白く化け、まだらになった狐のことだという。ある秋、市川新田の人が秋山の法事に出て御馳走を持ち帰る途中、この広い原で狐に食べ物を奪われ、一晩じゅう引きずり回されたあげく、夜中の小雨の中で供え物を枕に死んでいたと語られる。語り手はこれを自分が十五歳のころの実話だと念を押す。のちに大柏のゼンニムという人が鉄砲でこの狐を撃ったというが、それでも悪いいたずらをする狐だったと語り手は振り返っている。

原典より

2 シマ狐とイナリヤ狐3 狐に化かされた話 (1)〜(14)4 狐火5 狐の提灯6 立埋め場の怪7 ドブロクの話 (1)〜(4)8 蛇の祟り9 昔の馬鹿嫁10 最近の嫁—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年))

『市川の伝承民話 第1集』は、市川民話の会が昭和五十五年に編んだ民話の資料集である。市川市教育委員会の事業として昭和五十四年度に千葉県市川市の国分・北国分・行徳・南行徳で行った採訪調査のうち、テープ起こしを終えた語りを、方言も残して話者の息継ぎのままに記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部に分けて地区別に並べ、話末に話者・地区・記録者の名を添える。

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妖狐化かし練兵場鉄砲

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