古墳のある中学校と武道館の怪
どんな伝承か
船橋に住む高校生が、自分の通った松戸の河原塚中学校について語った話。この中学校は敷地の真ん中に古墳があり、学校を造るときにはたくさんの人骨が出たという。のちに柔道などをする武道館を建てようと工事を始めたときにも、三体ほどが出てきた。夜に忍び込むと突然大きな音が鳴るといった噂があるほか、武道館ができて二年ほどたってから、そこで首吊り自殺の騒ぎがあったとも語っている。
原典より
――松戸?うちの中学校古墳があるんですよ、学校の敷地内に。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))
『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。