たぬき
どんな伝承か
この辺りでも昭和五、六年頃には狸の皮をなめしていた。真間山のうしろ、商科大学のこちら側の塀のところに長屋があり、その一軒で皮を干していたという。ぺちゃんとつぶした形で毛のほうを裏にし、腹のほうを干していたので色はよくわからなかったが、ふっくらして手足が短く、首はとってあったようだと話者は語る。たまたま通ったときに見ただけで、その後は見ていない。近年も商科大学のそばで、狸が家や大学の構内に入って来たという人がいるという。
原典より
たぬきは、この辺だって昭和五、六年にはたぬきの皮をなめしていた。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。