半円を上下逆に重ねた形の黄色い光
どんな伝承か
昭和三十一年九月二十五日の夜九時半ごろ、千葉県市川市で矢追昭夫は黄色く光る物体を見た。上が半円形で、その下にそれより小さい半円を上とは逆向きに付けたような形をしていた。物体は南から東の方へ、飛行機より速く音もなく飛んで東へ去った。その後、同じような光が東の空にまた現れ、今度はオレンジから桃色をしていたという。原典は、形の分類に入らない目撃の例の一つとしてこれを挙げている。
原典より
いままで、UFOのおもだった形状について個々に分類してきたが、ここでは、それらの分類に入らないと思われるものおよび目撃データの記録が不十分なために、どのような形状か判断できないものを挙げてみた。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。