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月のない晩に出た大きな月とむじな

所在地千葉県市川市柏井町
年代伝承
登場語り手
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

柏井にも昔は狸がいたようで、見たことは少ないが狸はどこにもいたと話者はいう。月のない晩に大きなお月さんが出たというから、それはむじなが化けたものだろうという。むじなは自分で化けるのだといい、狐については知らないと語る。俗信や迷信は昔はよく言ったが、柏井では今は言わなくなったとも話し、子どもの頃の動物の思い出として語られたものである。

原典より

―昔はよく俗信とか迷信とかありましたが、柏井は今は言いませんね。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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