トップ > 千葉県の伝承 > 木更津市

旅の僧が播いた種から育った矢那の菩提樹

所在地千葉県木更津市矢那
年代伝承
登場旅の僧
出典房総の伝説

どんな伝承か

木更津市矢那の石井家の敷地内にある古木の話。昔、一人の旅の僧がこの家を訪れて一夜の宿を求め、家人は快く迎えてもてなした。僧はたいそう喜び、帰るときに礼として木彫りの不動尊像を贈るとともに、自ら一粒の菩提樹の種を庭に播いていった。それが大きく育って名木として知られるようになったのが矢那の菩提樹である。近くには坂東三十番の札所である高蔵寺がある。

原典より

石井家の宅地のなかにある古木。—— 房総の伝説(平野馨) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

房総の伝説(平野馨)

『房総の伝説』は、平野馨が安房・上総・下総の旧三国、ほぼ今の千葉県に伝わる伝説を選んで編んだ資料集である。ホトトギスやワラビの由来、片葉の芦や頼朝の箸の杉、弘法の井戸、将門や八幡太郎の話、坂戸神社の人身御供、証誠寺の狸など、動植物・石・池・地名・家・祭りにまつわる伝説を市町村名を添えて記す。はしがきに示す自然伝説・歴史伝説・信仰伝説の三部に分け、解説や論評を加えずに書き連ね、似た話のある土地も併せて挙げる。

種別から探す

旅の僧不動尊

木更津市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『房総の伝説』の伝承