ツンツン様
どんな伝承か
安房郡三芳村の増間には、通称トリゴエといわれる場所がある。この土地では、夕刻になるとそこをツンツン様という魔物が通過するといって、古くから恐しがられてきた。ツンツン様が通る時には生ぬるい風が起るといい、その風にあうと、牛のように大きな動物でさえも足がすくんでおびえてしまうという。増間のトリゴエをめぐっては、そのように語り伝えられている。
原典より
安房郡三芳村増間に通称トリゴエといわれる所があるが、夕刻になると、ここをツンツン様という魔物が通過するといって恐しがられている。—— 房総の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の伝説(平野馨)
平野馨編『房総の伝説』を全245話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。