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縁を結ぶ八幡宮の男木女木

所在地千葉県市原市八幡(八幡宮)
年代伝承
登場—
出典日本伝説叢書 上総の巻

どんな伝承か

八幡町八幡宿の八幡宮は、神領百五十石を持ち、別当の若宮寺は一名霊応寺という真言宗の寺で、房総志料などにその境内に夫婦の老銀杏があると見える。二本の老樹のうち門の脇に立つ木には乳が垂れ、その脇に立つ木には乳がない。里人は前の木を男木、後ろの木を女木と呼び、村の女子がこの木に願を掛けると、男女の間の不幸せな縁も結ばれると信じられている。下総中山の大銀杏とともに南総で名高い木で、古くは江戸名所図会にも載っている。

原典より

八幡町八幡宿の八幡宮(神領百五十石(内百石別当、五十石神主。—— 日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・1917年(大正6年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・1917年(大正6年))

『日本伝説叢書 上総の巻』は、藤沢衛彦が大正六年に編んだ上総国の伝説集である。夷隅・長生・山武・市原・君津の五郡にわたり、地名の由来、社寺の縁起、城と武将の事跡、大蛇や狐つきの怪異、俚謡や民間の風俗を、口碑や『総国誌』などの地誌から集める。巻頭に著者の序と緒言を置き、上総国と郡の名義を説いたのち、郡ごとに町村の所在を添えた見出しで一話ずつ並べる。

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