千葉笑ひ
どんな伝承か
千葉笑ひは千葉寺に伝わる古い風俗である。近頃は廃れたが、昔は大晦日の夜、近隣の老若が境内に集まり、互いに面をつけて顔を隠し、その年一年の政治の善し悪しまで大声で笑い罵り合ったという。当時の郡司もこの風習には干渉しなかったと伝えられ、下総国旧事考にも千葉寺で仮面をかぶり大声で笑う様子が記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 下総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・大正~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 下総の巻』を全179話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。