北条時頼がここで憩い
どんな伝承か
君津郡天神山村相川に鉄杖山という山がある。山上には火守神社がある。北条時頼が文応元年六月、ここに立ち寄って憩い、携えていた鉄杖を地に挿して、永く火を守れと言った。それでこの名があり、社を火守というのだと、君津郡々誌上は伝えている。杖にちなむ山の名は各地にあり、長野県小県郡の独鈷山は、弘法大師が山頂に独鈷を埋めて去ったからだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。