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鎌を磨いで声を上げた石仏

所在地滋賀県大津市石山(あらいたの薬師)
年代天応三年
登場樵童
出典日本伝説名彙

どんな伝承か

近江の膳所、鳥居川村石山にある薬師。天応三年三月の建立と伝わる。あるとき樵の子がこの山中の石仏に鎌を当てて磨いだところ、石仏が「あらいた」と声をあげた。それでこの名がついたのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説名彙(柳田国男(指導)・日本放送協会(編)/関敬吾・石原美子(編纂)・1949年(昭和24年))

『日本伝説名彙』は、柳田國男の指導のもとに日本放送協会が昭和二十四年に編んだ伝説の名彙である。全国の伝説を、その拠り所となる木・石・岩・橋・清水・淵・塚・坂・屋敷・地蔵などの地物の名ごとに集め、伝わる県郡村名を付して、郡誌・市町村誌や伝説集、民間伝承誌などの出典を括弧で示す。冒頭に柳田の「傳説のこと」を置き、木・石岩・水・塚・坂峠・祠堂の部に分けて、巻末に資料の解説と種類別索引を付す。

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