ある夕暮に裏山に通う細路をとぼとぼと登って行くと、白
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どんな伝承か
松本市の裏山で、夕暮れ時に細い道を登っていると、白い衣をなびかせて槍のような杖を持つ大きな人物が下ってきた。近づくにつれ、長い黒ひげと赤ら顔、奇妙な黒い帽子をかぶり、蜂のような声で何か話す姿が見えた。目が光り、鼻が高く突き出ているのを見て天狗だと確信した目撃者は、その姿が遠く下の方へ消えるまで草むらに身を隠し、恐怖のあまり家へ逃げ帰ったという経験談。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)
松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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松本市の伝承
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