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昭和五三年頃

所在地高知県高知市
年代昭和五三年
登場式地俊穂
出典現代民話考 10 狼・山犬、猫
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どんな伝承か

高知県高知市の話。昭和五十三年頃、黒猫を飼い出して二十年になる家の三代目の猫はピイ子という雌で、仔猫の頃ピイピイと鳴いたことから初代よりみなこの名で呼ばれた。初代も二代目も年に三百匹ものねずみを獲り、一日に三、四匹の仔ねずみを獲る日もあった。初代は買物についてきて交通事故で死に、二代目は病気で家を出たまま近所の人が新聞紙に包んで届けてくれ、名を呼ぶと掌の上で体をピクンと動かして息を引き取った。当市のNHKの放送にも出た猫だったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)

松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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