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路地の外猫と消毒薬をまく猫嫌い

所在地東京都豊島区
年代現代
登場回答者
出典現代民話考 10 狼・山犬、猫

どんな伝承か

東京都豊島区南長崎の商店街の細い路地では、外で猫を飼う「外猫」の習慣があった。一九九二年ごろ、近所の住民数人が黒猫を茶箱で飼い始め、やがて三匹の子猫が生まれると、皆でお金を出し合い不妊・去勢手術を受けさせた。ところが一年余りたって母猫が姿を消し、路地には消毒薬が連日まかれるようになり、子猫たちは目に膜ができ目やにを出すようになった。薬を撒いたのは臭いを嫌う近所の男性で、猫好きと猫嫌いの間で攻防が続いたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 10 狼・山犬、猫』は、松谷みよ子が日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞き書きで全国から集めた話を編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、狼への畏れと信仰、送り狼や千匹狼、化け猫や猫の踊り、戦中の猫の供出、水洗トイレを使う猫までを収める。序文と各章の前文に続いて「狼・山犬」「猫」の二章を主題別の節に分け、各話例の後に類話の採集地・話者・出典を「分布」として並べる。

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