恐山へ消えた老人の人玉
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どんな伝承か
下北郡大畑町での話。五十年ほど前、七十歳を過ぎた老人が死ぬ前の晩のことである。何人もの人が、その老人の家からピラッと人玉が出るのを見た。人玉は妹の家へ入り、十分ほど経ってから恐山の方へ消え去っていったという。下北半島の総合調査(九学会連合下北調査委員会編『下北』)に、人が死ぬ前に出た火の玉の一例として採録されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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