大田区の話者が子ども時代の経験を語っている
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
子どもの頃、近所の子ども四、五人と、夏に畑の並木の畦へシドメという赤い酸っぱい実を採りに行った。話者が先頭を歩いていくと、三、四間ほど前に、昔いう入道のようなおそろしい格好をしたものが立っていた。びっくりして逃げたが、先頭だったので一番後ろになり、振り返り振り返り帰った。大仏のようなおそろしい姿で追ってきて、たいそう怖かった。あれはムジナだったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・1980年代)
松谷みよ子『現代民話考 9 (木霊・蛇)』を小話単位で全406話収録。木霊(木の精・祟る木)や蛇にまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明402話・市区町村判明344話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
種別から探す
大田区の伝承
広告枠(AdSense)