本殿を持たぬアラハバキの宮の森
どんな伝承か
大東町の西ヨコスカ大渕に、アラハバキの宮と伝わる森がある。これは先住民族が信仰したアラハバキノカミを祀ったものらしいという。その森にはもともと本殿がなく、後世の住民が作った鳥居だけが立っていた。神というからにはお宮を、というので、のちに宮が建てられた。アラハバキの民族がどれほど昔に住んでいたかは分からないが、宮を持たない神社はおそらくこの地方で最も古いものだろうと語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)