背中に降ってきた青大将の糞
どんな伝承か
昔は二階で蚕を飼っていた。総二階の大きな家で、下にいるとぴしゃぴしゃと音がするので、語り手が二階へ駆け上がってみた。上まで筒抜けになった太い丸太のような梁に青大将が伝い、尾をこちらの下へ向けて糞をしていた。燕の糞と同じようだったという。嫁に来て何年か経ち、新しい家を建てたあと、古い家の梯子段の下で枝豆を選別していると、背中に冷たいものがぴしゃぴしゃと落ちてきた。手にしてみると蛇の糞で、階段を上ると障子のところに長い青大将が横たわり、尻を下へ向けて糞をしていた。語り手は驚いて家へ行き、シャワーを浴びたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)