八つ口をもつ山の主ツチノコ
どんな伝承か
この土地でツチノコと呼ぶのは、槌のような形をしていて、口が八つほどついている大蛇だという。大きな蛇を切ったものがツチノコになるとも語られ、実のところは奇形なのではないかとも言われる。普通の蛇のように這わず、転がるようにして近づいてくる。そのため、おどおどしながら山へ入っていると、ただ石が転がってきただけでもツチノコに見えてしまうという。ツチノコは「山の主」と言われている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)