手拭にかみついたマムシの捕り方
どんな伝承か
マムシが出たら、自分の手拭でも何でも人間のにおいのしたものを放りつける。マムシはそれをかむと離さず、じっとしているので、しなるような棒をとってきてのどの下へ入れ、その先を強くなく弱くなくつかまえ、頭を持ってビンへ入れる。首をつかまえると苦しがって離すので、その拍子に入れるのである。それでも言うことをきかなければたたいて、お湯でゆでる。胆のうは胃腸が丈夫になるといい、腹の中のものを裂いて、粉末にする分と食べられる分に分け、木に巻きつけて野天で焼くと匂いがつかずおいしい。腹に卵が入っていることもあり、親を殺すと出てきた子はみな土にもぐる。小さくても毒があるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)