卵を呑んで梁から落ちる蛇
どんな伝承か
蛇は鶏の卵が好きで、それを呑みに来るという。昔は鶏屋(トヤ)が農家の土間にあった。高い所にあったので、梯子を掛けて卵を取るのだが、何気なく鶏屋の中に手を入れて卵を取ろうとしたら、ぬるっとしたものをつかんだので、驚いて見たら蛇だった、ということがあった。卵を呑んだ蛇は梁の上から落ちるそうで、農家の人たちは、その衝撃で卵が割れて中身が食べられるのだろうといっていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)