信玄軍が旗を立てた村井の旗塚
どんな伝承か
村井の駅の周りには、桔梗ヶ原の戦いの折に武田信玄の軍が塚を築き、目印の旗を立てたという旗塚がある。自軍の陣地であることを示すしるしで、十六あったという。塚は高さ一間、三間四方ほどの丸い形で、侍頭がその上に立って指図したとも言われる。今は長野トマトの工場の庭に一つだけが残っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
長野県史 民俗編 第3巻 3 (中信地方 ことばと伝承)(長野県史)
『長野県史 民俗編 第3巻(三) 中信地方 ことばと伝承』は、長野県史の民俗編のうち中信地方の巻から、伝説の章を抜き出したものである。木・石・水・塚・坂と道・城と屋敷・田と原・地蔵や観音・社寺・地名・禁忌などに分けて、松本・塩尻・安曇野・大町・北安曇・木曽に伝わる言い伝えを短い条で並べる。抜き出しの際に多くの条から採集地の表示が落ちており、土地の名が本文に書かれない条も少なくない。