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大火から寺を守った仏たち

所在地青森県むつ市大字田名部(常念寺)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典むつ市史 民俗編

どんな伝承か

明治二十三年十月、田名部で大火があり、百九十余戸が焼けた。本町から出た火は四方に広がって常念寺にも及び、山門や鐘楼は焼け落ちた。ところが庫裏と本堂は激しい炎を浴びながらも不思議に焼け残った。本尊の阿弥陀仏をはじめ多くの仏や天部が現れて寺を火から守ったためだと言われ、その幻のような姿を大勢の人が目にしたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

むつ市史 民俗編(むつ市史)

『むつ市史 民俗編』の口承の章から、下北に伝わる伝説と世間話を抜き出したものである。苫生野や田名部川の口碑、蠣崎氏や落人の宝の伝え、恐山の開基と天狗・霊話、常念寺の仏、横迎町の竜神と河童、行人塚、半太窪、飯綱の噂、奥内・関根・大湊・田名部の狐の話などを収める。菅江真澄の紀行の記事を引きながら、むつ市とその周りの土地の伝えをまとめている。

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