田村麻呂が陣を張った駒ヶ鼻山
どんな伝承か
大平山は大越村の南東の隅から山根村・滝根村にまたがる山で、高さはおよそ二千尺、大滝根山へ続く山並みの一つである。頂上は広く平らで、大勢が並べるほどだという。坂上田村麻呂が東夷を討ったとき、ここに陣を張ったと伝えられ、古戦場とされる。山の形が馬の鼻に似ているので、駒ヶ鼻山とも呼ばれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
滝根町史 第3巻 (民俗編)
『滝根町史 第3巻(民俗編)』の口承文芸の節から伝説を抜き出したものである。福島県田村市滝根町(菅谷・神俣・広瀬)の大滝根山の田村麿と大滝丸、入水寺の観音、小野小町の伝え、鶴ヶ池物語、人柱茂左衛門、曽富登神社、六句の坊、片手観音、三本足の鳥、姥捨山などを収める。古い村誌の文語の引用と聞き書きの口語が混じる。