孤児サチコの名を継いだ娘と前世の記憶
どんな伝承か
女優シャーリー・マクレーンは著作の中で、自分の前世は日本人だったと語っている。最初の夫スティーブ・パーカーは終戦当時の米兵で、原爆投下直後の広島の部隊にいたとき、二歳ほどの孤児サチコと出会った。なついて「パパさん」と呼ぶ少女を手放せず養女にしようとしたが、サチコはその二週間後に原爆病で亡くなった。数年後、彼はブロードウェイの踊り手だったシャーリーと結婚し、夫婦はしばらく日本で暮らした。初めて来た日本を彼女は見知らぬ国と感じず、なじみの土地のように思ったという。やがて身ごもった彼女は、夫から聞いた孤児の名を取り、生まれた娘をサチコと名づけた。
原典より
彼はそこで、サチコという二歳くらいの孤児と出会います。—— 漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう)
『漂う霊があなたのまわりにいる』は、『うしろの百太郎』などのオカルト作品を描いたつのだじろうが、心霊現象を一般向けに解説した本である。自宅の火事など著者自身の不思議体験に始まり、守護霊・生霊・幽体離脱・念力・憑依霊・ポルターガイスト・除霊・交霊・輪廻転生などを、体験談と内外の事例を交えて説く。十二のLECTUREの間に「CLOSE UP」とコラムを挟んで恐山や狗神伝説、霊感の訓練法にも触れ、エピローグで霊との付き合い方を述べる。