姉川の川原に残る血染めの赤い石
どんな伝承か
滋賀県長浜市(旧東浅井郡浅井町)の姉川古戦場は、元亀元年(一五七〇年)二月二十八日に織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍が激突した地である。双方で三千百七十人もの戦死者を出し、姉川の水は血で赤く染まって何日も琵琶湖に流れ込んだと伝わる。今も毎年六月二十八日の夕刻には姉川の水が夕陽で真っ赤に見えるといい、川原では血に染まったといわれる赤い石がたびたび発見され、持ち帰って供養する人もいるという。三田の三叉路には「血原」と呼ばれた古戦場の碑があり、野村橋近くには戦死者の慰霊碑が建っている。
原典より
時は元亀元年(一五七〇年)の二月二八日、織田、徳川の軍勢三万と、浅井、朝倉の軍勢一万八千余が…………………。—— 心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))
『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。