トップ > 愛媛県の伝承 > 松山市

女中に化けた湧ガ渕の大蛇

所在地愛媛県松山市食場町(湧ガ渕)
年代不明
登場三好蔵人秀勝、大蛇を撃った食場村の庄屋
出典心霊大全

どんな伝承か

奥道後に近い食場村の庄屋三好家に、美しい女中がいた。どことなくもの寂しい様子が気になった庄屋が注意して見ていると、夜になると姿が見えなくなり、朝には布団やぞうりがびっしょり濡れている。ある夜、庄屋が鉄砲を手にこっそり後をつけると、女中は石手川沿いの湧ガ渕に行って飛び込み、波立つ水面に一匹の大蛇が現れた。庄屋は狙いをつけて大蛇の頭を射抜き、石手川には三日三晩、血が流れつづけたという。庄屋は化身の女中をあわれみ、自宅の庭に社を建てて頭骨を葬った。三好家の屋敷はいまも松山市食場町、石手川のすぐそばにある。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))

『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。

種別から探す

大蛇女中蛇退治

松山市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『心霊大全』の伝承