見える人と見えない人があるタマシ
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どんな伝承か
柏谷正夫が三十年ほど前に目撃したタマシは、八センチから十センチほどの小さなものだった。その晩、屋内にはランプがついていたが外は真っ暗で、十時ごろ何気なくガラス窓の方を見ると、黄色いタマシが右端から左端へすうっと動き、二往復目の途中で消えた。六十ワットの電球ほどの大きさだったという。ちょうど大湊から来て泊まっていた友だちに、ほらほら、見ろ見ろと言ったが、その友だちには何も見えなかった。タマシはその時によって見える人と見えない人があるらしい。その頃、縁続きにあたる大畑町の高橋オヤスが病で寝込んでおり、果たして亡くなったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。
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むつ市の伝承
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