砲聲一發踊の夢が覺めた話
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どんな伝承か
慶應四年正月五日、徳島県の由岐の港では異常な踊りの流行が起こった。鼠も魚も人間も、まるで理性を失ったかのように踊り続けていた。その時、突然大きな砲撃音が二度鳴り響き、その音によってこの不可思議な踊りの呪いから人々の意識が覚めたとされる怪異譚。
原典より
慶應四年正月五日、由岐の港あたりは渦巻くやうな踊だつた。—— 阿波えゝぢやないか(山口吉一・民俗・幕末世相史・昭和(対象は幕末)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
阿波えゝぢやないか(山口吉一・民俗・幕末世相史・昭和(対象は幕末))
概観篇では御降り(御札降り)に関する騒擾、伊勢神宮への御蔭参り・抜参りを慶安・宝永・明和・文政・慶應と時代別にたどり、慶應のええじゃないか、阿波のええじゃないかへと展開。幕末阿波(徳島)の御札降り・群集乱舞・世直し的民衆運動を、各事例の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで網羅した民俗・世相史。
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美波町の伝承
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