消えた! もう一人のぼく
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
平野威馬雄のドッペルゲンゲル体験の第三回。日支事変の最中、徐州陥落の勝報に国民が沸き、各地で戦勝祝いの旗行列や提灯行列が行われていたころのことである。高見順、詩人の倉橋弥一、石野経一郎と銀座を歩いたあと、日比谷公園のまわりで祝賀行列があると聞いて出かけた。帝国ホテルと日比谷公園の間の大通りは群衆で埋まっていた。そのとき倉橋が素っ頓狂な声をあげ、あそこを見ろと指さす。日比谷公園の入口の交番のわきの見物の群れの中に、今着ているのと同じ服にベレー帽の自分が立ってこちらを見ていた。倉橋が人垣をかき分けて近づくと、その姿は消えた。
原典より
それから今度は第三回目・・・・・・これも、ゾッとするような、気味のわるい体験だ。—— お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和)
種別から探す
千代田区の伝承
広告枠(AdSense)