若者二百人に聞いた幽霊の実在
どんな伝承か
日放が若い人たちの神秘的現象への意識を探るために行った調査である。対象は十五歳から二十四歳の男女二百人、東京の銀座と渋谷で街頭面接の形で聞き取った。八つの神秘的な現象について信じるかどうかを尋ねたところ、何かしら信じる気持ちを持つ人が九割近くに達し、どれも信じないと答えた人は一割三分にとどまった。半数を超えたのは虫の知らせや正夢、そして幽霊の存在である。噂を聞いたことのある人のおよそ一割は幽霊を実際に見たと答え、約半数はいても不思議はないとした。幽霊より怖いものとしては、両親や先生、上司といった身近な人間が挙がった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
怪談についてのアンケート(日放・1996年(平成8年))
『怪談についてのアンケート』は、日放が一九九六年八月に発行した、若者の神秘的現象に対する意識の調査報告である。一九九六年七月に東京の銀座と渋谷で十五歳から二十四歳の男女二百人に街頭面接を行い、神秘的現象への関心と信じる気持ち、幽霊やお化けの知名度とイメージ、それらよりこわいものを尋ねている。概要に続けて、幽霊の存在を信じる人が半数を超えたこと、約一割が幽霊を目撃したと答えたこと、身近な人間をこわがる傾向を注目の結果とする。