昭和五十五年五月一日、千葉市朝日ヶ丘の病院で、母飯野
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どんな伝承か
千葉県千葉市の話。昭和五十五年五月一日、千葉市朝日ヶ丘の病院で母の飯野フヂが亡くなった。その前日、昏睡状態になりうわごとではあるが、『お花がいっぱい咲いていてきれいね』とはっきりした声で言った。さらに『おとうさん』と四年前に亡くなった亡夫に呼びかけ、『正夫は来なかったの』と三年半前に亡くなった息子のことを尋ねているようだった。病人の付添いを長い間しているという家政婦は、死んだ人と話すようになるともう長くありませんよと言い、実際その通りになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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