父の幽霊と古寺へ
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どんな伝承か
ある年の夏、相州三浦三崎の古い寺に滞在した折、寺の御新造から聞いた話である。今から二十五年ほど前、横須賀の工廠のドックで働く若い男のもとへ、東京から美しい花嫁が来た。夫は養父母の顔色をうかがう暮らしに辛抱していたが、夫が悪い女に引かれて家に帰らず、嫁は二年目に実家へ戻り、六月に女児を産んでお秋と名付け、母は再婚した。お秋は祖父母に育てられ、父は早く病死したと聞かされたが信じず、実の父に逢いたいと願ううち、夢の中で父と語り、その夢に相州三浦三崎の地が現れたという。
原典より
或年の夏、相州三浦三崎の古いお寺に滞在してゐました。—— 幽霊は語る(梶天真・幽霊研究・大正〜昭和(戦前)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
幽霊は語る(梶天真・幽霊研究・大正〜昭和(戦前))
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三浦市の伝承
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