トップ > 香川県の伝承 > 丸亀市

藤原の23種実験が無に

所在地香川県丸亀市
年代明治44年
登場藤原咲平、藤教篤、山川健次郎、長尾郁子、物理学者(報知新聞派遣)、物理学者、霊媒
出典心霊と神秘世界

どんな伝承か

科学的立場から『千里眼実験録』を報告した藤原咲平は、十日もかけて力学・音響学・熱学・光学・電磁気学・輻射学・化学にわたる二十三種の実験、五十余種の材料を準備した。ところがそれがすべてふいになり、あげくの果てに朝日新聞から「実験抜きの実験録」と揶揄された。長尾郁子の念写実験事件は実に奇妙であった。藤原グループはいつのまにか最高権威者の前東大総長山川健次郎の一行に編入され、報知新聞派遣の藤教篤が割り込み、最大の念写支持者福来友吉が立ち会う。だが藤の詭計で写真乾板は入っておらず、それが郁子の怒りを買って実験は中止となり、藤が新聞に「手品」と書いた記事のショックで、郁子は病死したのである。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊と神秘世界(福来友吉・1932年(昭和7年))

『心霊と神秘世界』は、文学博士福来友吉が著し、昭和七年に人文書院から発行された心霊研究と仏教思想の書である。御船千鶴子・長尾夫人・三田光一らの透視と念写をはじめ、霊の幻化、念動、物質化など国内外の心霊現象を実験記録とともに論じ、後半では自我・神秘世界・霊と生命を真言密教や華厳の教えによって説く。全五編からなり、この本文は昭和五十七年に心交社が出した復刻版で、梅原正紀・井村宏次らの「解説研究編」を付している。

種別から探す

念写実験千里眼実験録

丸亀市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『心霊と神秘世界』の伝承