浅草橋の店先で見つけた新生香
どんな伝承か
今から五年ほど前、近所の細川さんと東京へお参りに出かけたとき、著者に「新しく生命をやって生れ変った」という言葉があった。毎日が生まれ変わりだと信じていた著者は、改まった言葉の意味が分からず、証しを見せてほしいと念じながら帰路についた。細川さんが買い物があると浅草橋のある荒物問屋に入ったので、外で待ちながら店先の箱の品を何気なく手に取ると、「新生香」と書いた線香だった。人通りの多い店先で、著者は何度も頭を下げたという。
原典より
すると細川さんが買物があるから浅草橋へ一寸立寄って下さいといわれますので、…—— 心霊の開発 ― 神のしくみ(福田倉子・心霊修行・霊媒・1966年(昭和41年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊の開発 ― 神のしくみ(福田倉子・心霊修行・霊媒・1966年(昭和41年))
『心霊の開発 ― 神のしくみ』は、千葉で浄霊真手道場を開いた霊能者の福田倉子が、自らの霊的体験をまとめた本であり、昭和四十一年一月付の跋文を付す。気合術や法華行者・身延山の上人のもとでの修行、千鳥会の降霊会、霊媒として死霊や生霊、動物霊に向き合った事例、真手による浄霊と天福地蔵尊の由来などを記す。第一部「心霊へのみち」から第五部「神のしぐみと使命」までの五部に分け、あとがきと坂田武俊の跋文を置く。