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月七分で金を貸す新興教団

所在地東京都中央区
年代明治〜昭和
登場不明
出典私の心霊術

どんな伝承か

著者が説教を聞きに行ったM教団は、借金の作法を巧みに教義へ織り込んでいた。信徒の多くは中小の商人である。この教えに入れば人柄が改まって神の恩寵が加わり、商売の信用も増す。だから借りた金も必ず返す、というのが教祖の説きようだった。そのうえで、金の要る者には月七分の利息で二万円まで融通すると言う。金融は教団の外郭にある産業会社が担い、二万円を借りた者は二か月後に五千円を出資する義務を負う。そこから先は投資信託と変わらない仕組みで、名義を分ければ十万円ほどまで貸していたらしい。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

私の心霊術(長田幹彦・1955年(昭和30年))

『私の心霊術』は、長田幹彦が昭和三十年に著した心霊研究の随筆集である。死後に残る霊や地獄・極楽をめぐる考えを述べ、熊本の家系や安達謙蔵との交わり、東京放送局の文芸顧問だったころの回想、霊友会など戦後の新興宗教への批判、前著『霊界』への反響と自らの信仰を語る。「心霊科学の来世観」「霊界の構造」「ぼくの信仰」などの章からなり、末章「ある霊媒の生態」では霊媒服部との実験とそのトリックの顛末を描く。

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