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騎馬の外国人を追った藤沢宿の群衆

所在地神奈川県藤沢市(藤沢宿)
年代慶応3年(1867)11月
登場群衆
出典ええじゃないか

どんな伝承か

藤沢宿では慶応三年十一月、札の降下をきっかけに人々が華やかな衣装で舞い踊り、裕福な家が酒や餅をふるまい、貧民に施しをする騒ぎが二十日あまり続いた。その最中に、馬に乗った外国人が二、三人やって来ると、群衆は石を投げつけ、棒を振り回して追い立てた。絵ことばの書き手はこれを日本魂の表れとしてたたえている。堀内郁之助の絵巻にも、菰を背負った者や下帯一つの男たちに投石されて、馬上で身を伏せながら逃げる騎馬の外国人二人が描かれている。著者は、町場の下層の人々にまで攘夷の気分が浸透していた表れとみている。

原典より

こうした時、馬に乗った外国人二、三人が来るのを見た群衆は、石を投げつけたり、棒を振りまわして追いかけたりした。—— ええじゃないか(高木俊輔) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔)

『ええじゃないか』は、幕末維新期の民衆運動を研究してきた高木俊輔が、慶応三年から翌年にかけて広がった「お札降り」と「ええじゃないか」の乱舞を各地の史料からたどった歴史書である。三河吉田での初出から東海道、甲斐、江戸、信濃、伊勢、京都、大坂、中国、淡路、四国まで、日記や記録に残る降札と踊りを国ごとに述べる。概観と東国・西国の四章に続く終章で降札の作為者やおかげ参り、世直しとの関わりを論じ、参考文献を付す。

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