麻布の聯隊における亡霊の靴音
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どんな伝承か
麻布の某聯隊では、毎年決まった月日の夜になると、一中隊ほどの兵士の靴音が一斉にどっと響きあがるという風聞があった。その夜は、かつて同聯隊から出陣した一中隊が、日露の激戦のさなか満洲の野で全滅した晩にあたるという。それゆえ、戦死した兵の亡霊が怨みを呑んで、いまなお兵を練っているのであろうと想像されていた。著者は、軍陣のあいだにはこうした不可思議な霊怪現象がしばしば認められるとし、寺院に住む人々が絶えず新仏の訪れに夢を驚かされるのに似ていると述べている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊哲学の現状(高橋五郎・大正時代(1910年代推定))
バイバル夫人の交霊会(心霊哲学の現状)/霊媒術と自動書記/音声による霊界通信/物質化現象/心霊哲学と死後存続論
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