芝の紳士の直覚的透視
どんな伝承か
人には皆いくらか直覚的な霊能が具わっており、修行練磨の功を積めばその霊覚力は神の如きものになる、と著者はいう。芝区の某町に某氏という紳士があって、しばしば一目で他人の精神状態を判知し、またその人の既往の歴史を覚知した。紳士自身は、どうしてそれができるのかを説明し得ず、ただそう直覚するだけであるという。あるとき某易者の所で、易者が他人の身の上を判断するのを聞きながら静かに失笑し、また某料理店では給仕の婦人の経歴を語って一家を驚かせた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊哲学の現状(高橋五郎・大正時代(1910年代推定))
バイバル夫人の交霊会(心霊哲学の現状)/霊媒術と自動書記/音声による霊界通信/物質化現象/心霊哲学と死後存続論