海軍航空技術廠の上空を波打って飛んだ黒い葉巻
どんな伝承か
昭和十九年の九月下旬から十月上旬のある日の午後五時ごろ、横須賀市追浜の海軍航空技術廠にいた加藤米二ら二、三十人は、西の方にある標高五〇メートルほどの山の上空五〇〇メートルあたりを、波を描くように北へ向かう黒い葉巻形の物体を見た。進む速さは一五〇から二五〇ノットほどで、後ろにはオレンジ色の長い尾を引いていたという。海軍の技術廠で二、三十人が同時に目にした一件である。
原典より
再び日本の目撃例を調べてみよう。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。