楽々園天文台から見た赤い卵形の光体
どんな伝承か
昭和三十九年七月四日の夜九時二十六分過ぎ、当時の広島市外にあった楽々園天文台の岡田将夫は、さそり座のシグマ星とへびつかい座のイータ星のちょうど中ほどに、三等級ほどの赤い卵形の光体を見た。見かけの大きさは縦横四度と二度ほどもあり、光体は明滅しながら少しずつ暗くなり、さそり座の尾の方へ向かって消えていったという。日本流星研究会の会誌に寄せられた報告である。
原典より
岡田将夫氏(広島市外楽々園天文台)は昭和三十九年七月四日二十一時二十六分十五、六秒、さそり座シグマ星とへびつかい座のイータ星の中間に光度三等、赤色、卵型、視直径四度×二度のUFOをみた。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。